中小企業こそ、コンテンツマーケティングに取り組むべし

中小企業こそ、コンテンツマーケティングに取り組むべし

前回は、コンテンツマーケティングとは何か、について考えてみました。では、実際にコンテンツマーケティングが有効性を発揮するのは、どのような企業(Webサイト)なのでしょうか。

 

コンテンツマーケティングのメリット・デメリット

まず、コンテンツマーケティングの概要が分かったところで、そのメリットとデメリットを考えてみましょう。

【メリット】

  • 広告による宣伝費よりも低コスト
  • Webサイトの構造がしっかりしていれば、「興味を持ちそうなユーザー」を集めやすい
  • 良いコンテンツを配信すれば、長期的な効果が期待できる

【デメリット】

  • 短期的な効果が期待しにくい
  • ユーザーを引き込むまでの時間がかかる

 

まず【メリット】ですが、何といっても広告による宣伝よりも低コストという点。一言でマーケティングといっても、様々な手法がありますから、1つの手法だけではなく、いくつかの手法を組み合わせていくことが、コンバージョン率の向上につながりやすくなります。

その中でも、ゆっくりではありますが、確実な効果を求めるのであれば、コンテンツマーケティングに対する期待も大きくなりますね。

そういった背景を考えると、やはり低コストという点は、特に中小企業にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか。

しかし、他のメリットについてはどうでしょうか。

よく見て頂けるとお分かりかと思いますが、他の2つ、実は「○○すれば」という前提がつきます。「たられば」の法則です。

また、【デメリット】を見ると、コンテンツマーケティングに取り組んでからの効果がはっきりするまで、かなりの時間を要してしまいます。理由は、コンテンツマーケティングは、インバウンドマーケティングの中の1つの手法であり、「ひっそりと発信している優良なコンテンツ」をユーザーに見つけてもらう必要があるからです。

 

発想を逆転させてみる

ここまでを読んだ限りでは、コスト面以外では中小企業に向いているのかが分かりませんよね。

では、これまでの発想を逆転させてみましょう。

まず、【メリット】にある「たられば」の法則。

これは、中小企業だからこそ上手く回すことができることでもあるのです。

例えば大企業の場合、取り扱っている製品やサービスが幅広くなりますし、どの製品について誰が一番ウリのポイントを知っているのかが分かりにくくなります。また、製品が幅広くなると、それぞれに興味を示すユーザーの特徴も、つかみにくくなります。結果的に、どこにポイントを置いて「優良なコンテンツ」を作れば良いのか、焦点がぼやけてしまうのです。

その点、中小企業の場合は、「自社のウリポイント」は、社員全員が知っているといっても過言ではありません。また、製品やサービスについて、興味を示すであろうユーザーの特徴もつかみやすくなります。つまり、的を絞った優良なコンテンツを作りやすい土台があるので、自社の製品やサービスを、より効果的にアピールすることも可能になるのです。

次に【デメリット】ですが、これも中小企業ならではのポイントがあります。

確かに、短期的な効果は期待できません。

しかし、ここにしかないアピールポイントをうまく前面に出せれば、ユーザーから顧客へ、顧客からリピーターへと、育てていきやすくなります。自社の製品・サービス・技術が、ユーザーのニーズとマッチすれば、そのまま固定客として、強い信頼関係を築くこともできるのです。さらに、ユーザー、顧客、リピーターとの距離が近くなりますので、場合によっては貴重なご意見も伺えるかもしれません。それを改善点として検討し、より良い解決策を導くことも可能になります。

小回りが利く、というのは、こういったメリットもあるのです。

 

いかがですか?

コンテンツマーケティングは、インバウンドマーケティングのすべてではありません。しかし、低コストである点は中小企業に向いていますし、中小企業ならではの「小回りがきく」部分を上手に活用すれば、大きな効果が期待できる手法になります。

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