Googleが仕掛けた“検索品質評価ガイドライン”の更新

201704-1

Googleは、たくさんの検索サイトがある中で、今、最も多くのユーザーに利用されている検索エンジンです。

今春、そのGoogleが検索品質評価のガイドラインを更新しました。今回は、更新内容について分かりやすくお話ししたいと思います。

 

検索品質評価ガイドラインとは何か

 

そもそも検索品質評価ガイドラインとは、何のことでしょうか?

  • 検索=調べて探し出すこと
  • 品質=商品の中身
  • 評価=どれだけの価値があるのか判断すること
  • ガイドライン=望ましい規範

つまり簡単に言うと、「サイトを評価する時に、コンテンツのこういう部分をみている」というマニュアルのようなものです。

もともと、このガイドラインは、Googleが外部の評価会社だけに配布していました。しかし、何度も流出してしまったため、今では堂々と公開されるようになったそうです。

さすがGoogle、太っ腹ですね。僕の向かいのデスクに座っているYさんのお腹と同じぐらい太っ腹かもしれません。

でも、機密事項を何度も流出されてしまうなんて、まるでテレビドラマの世界です。誰が流出させたのかもはっきりしないだろうし、なんだかとても切ない気持ちになるのは、僕だけでしょうか。人の口に戸は立てられないと言いますが、やはり“大きな秘密”を知ってしまったら、つい誰かに話したくなっちゃうものなのでしょうか……。

では、今回の更新された点について、声を若干抑え気味にしてお伝えしましょう。

 

注目すべき変更点

Googleは更新されるたびに進化を遂げています。他のコンテンツでもお話しさせていただいていますが、Googleのコンセプトは完全ユーザー目線のサイトなので、検索品質評価ガイドラインが更新されるということは、

完全ユーザー目線のサイト→もっと完全ユーザー目線のサイト

になったということです。では、今回、更新された点を見てみましょう。ポイントは、大きく8つあるようです。

  1. 独自性のないコンテンツサイトを制裁する
  2. 広告が多すぎるコンテンツサイトを制裁する
  3. 配信するニュース記事は「信憑性や信頼性」が重視される
  4. 高品質なコンテンツかどうかは「専門性・権威性・信頼性(E-A-T[Expertise・Authoritativeness・Trustworthiness])」が重要である
  5. 引用元を開示できていないコンテンツは低品質と分類される可能性がある
  6. キーワードの量よりもコンテンツの質を重視する
  7. リンク先ページと関係ないタイトルでユーザーを誘導するページは制裁される
  8. 画像内容と異なるalt属性を記述することで検索順位に悪影響


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おや。身も蓋も無い扱いになりそうですね。

このうちのいくつかを、もう少し細かく見てみましょう。

 

独自性のないコンテンツサイトを制裁する

例として、会社の企画会議に重ねてみます。

まず、第一回目の企画会議に僕がAというプランを出したとします。その企画を知ったYさんが、「この企画面白そうだな」と思い、二番煎じのようなA´(ダッシュ)プランを第二回目の企画会議に提出しました。

僕の企画書は会議を通り、具体的な検討段階まで進行中です。しかし残念ながらYさんのA´プランは、却下されてしまいました

何故でしょうか?

それは、同じ会社に同じプランを2つ進行させる価値が無いからです。

もし、同じテーマの提案だとしても、Aプランにはない工夫がされていたり、Aプランに似ているけれど違う角度からアプローチしているものなら、A´プランも検討の余地はあるかもしれません。しかし、独自性の無いものであれば、やはり採用される可能性は、ほぼ無くなりますね。

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これはサイト上でも同様です。

たとえば、夏休みの休暇を利用して僕が家族でグアム旅行に行こうと考えたとします。そこで、Webで「グアム旅行 観光おすすめ」のキーワード検索をして、情報を得ようとします。

しかし、たくさん情報を得たいのに、どのサイトをみても同じ内容ばかりだとしたら、ガッカリしますよね。そのような、ユーザーがガッカリするサイトを上位に表示しないような機能が加わったということのようです。

 

広告が多すぎるコンテンツサイトを制裁する

どんなに良いコンテンツだとしても、あまりにも広告が多すぎると閲覧しにくいですよね。そのような見やすさも今後は評価の対象になるようです。

もともと、Googleのトップページには広告は表示されていませんので、このようなガイドラインが加わって当然とも言えるのではないでしょうか。

 

これからのコンテンツSEOで注意すべきポイント

今までも、さまざまなコンテンツSEOにおける対策について考えてきましたが、今後はさらに以下のような事項が重要視されると考えられます。

  • キーワード:キーワードを羅列するだけでは低品質に分類される可能性がある
  • ニュース記事:話題性よりも、ニュースそのものの信頼性や正確さが重要視される
  • 引用元は明示する:引用元を開示できていないコンテンツは低品質に分類される可能性がある(※特に医療情報などは重視されるようです)
  • 高品質なコンテンツの定義:専門性があり、有無を言わせない権威性があり、信用できるコンテンツであること
  • Alt属性:画像と違うAlt属性の記載による検索順位の下降
  • 誘導ページ:関係のないサイトへ誘導することで、インデックス削除されるかも

インデックス削除とは、ペナルティによって検索の対象そのものから削除されることです。いくらコンテンツを更新しても、検索上位にはならない、ということになります。厳しいですね。

 

いかがでしょうか?

Googleの検索品質評価ガイドラインは、これからも更新し続けるでしょう。僕もGoogleのガイドラインに従って、コンテンツを更なる進化を続けられるように頑張ります。

 

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