KGIを決めるべき3つの理由

201605-12-01

マーケティング用語としてKGIというものがあります。日本にすると「重要目標達成指標」となるわけですが、うーんややこしい。

今回はこのKGIについて考えてみたいと思います。

 

KGIとはそもそも何?

KGIは、ごく簡単に考えれば「その企業や人における目標値」です。英語表記するとこうなります。

KGI = Key Goal Indicator

これに対し、目標に至るまでの小目標(中継点)を表すコトバにKPIがあります。

KPI = Key Performance Indicator 重要業績評価指標

 

この2つは、字面が似ていますし、目標?業績?と、日本語で考えると混同してしまいがちなコトバでもありますね。

しかしこの2つは、企業(あるいは人)における何かしらの目標とその過程と考えると、やはり別物ですし、間違えてはいけませんね。

 

人はなぜ目標を立てるのか

いきなり哲学的なことを言い出してしまいましたが、人は何かの行動を起こすとき、自分なりの「目標」を考えると思います。

もし、何も目標がないままに行動すると、どうなるでしょう?

例えば休日の朝、今日は何も予定がなく、やりたいこともないとき。結局、ダラダラ過ごして気づいたらもう夕方……なんてこともありますよね。

それが「個人の休日」であれば、問題はありません。「今日は何もしない」という目標と考えれば、達成したことになるかもしれません(たまには良いですよね!?)。

 

しかし、企業という集団においてはどうでしょうか。

ただ何となく日常を過ごす、ただ何となく会社に来る(それはそれで羨ましい?)…

これでは、企業としては成り立たなくなりますし、社員が全員そんな考えであれば、その企業は遅からず活動を停止することになるでしょう。

 

ではどうすれば良いのか。

 

企業としての明確な目標があり、社員それぞれが、その目標に向かって自分の行動を考えるようになれば、その企業はきっと、上手く回り始めるのではないでしょうか。

至極当然なことをいっていますが、これが「目標を立てる意味」でもあるのです。

 

じゃあKGIってどんなこと?

話しをKGIに戻します。

KGI=ある程度具体的な目標値として考えます。みんなが納得できて、それに向かっての自分の行動を考えられるようなものであることが大切です。

 

例えば、こんな目標はどうでしょう?

顧客満足度を上げる

パッと見た印象では、良い目標のように見えます。

しかしKGIはその名の通り、「最終的に目標が達成できているかどうか(を評価するため)の指標」です。「顧客満足度を上げる」という目標は素晴らしいものですが、これはKGIとは言い難いのです。

その理由は、顧客満足度が、どのくらい上がれば良いのか、何をもって「上がった」と評価するのかが、分からないからです。いつ頃までに?という点も曖昧です。

 

では、こんな目標はどうでしょう?

半年後までに、顧客満足度を現在の1.5倍まで上げる

これならば、

  • いつまでに?
  • どれくらい?
  • 何を基準に?

という点がはっきりしてきます。

このように、社内の人たちが共有できて、具体的な行動を思い浮かべることができるような目標を立てることが必要だと、僕は考えています。

 

KGIを決めるべき3つの理由?

KGIを明確に決めるべき理由には、いろいろあると思います。今回はその中でも、僕自身がもっともしっくり来ると感じた、3つの理由をお伝えします。

  • みんなで、統一した目標を持てるようになる
  • 目標に向かっての道筋が立てやすくなる
  • 自分の行動(仕事)の是非を確認できるようになる

 

例えば、企業の目標としてKGIを設定すると、社員が共通の目標に向かって頑張ろうという気になります。

いつまでに何をするか」が大きな目標として決まっていると、「じゃあそれに向かって何をするか?」という、KPIを考えやすくなりますよね。

また、「今の自分の仕事は、目標に向かっているのだろうか?」と、自分の行動を振り返ることができるようになると思いませんか?

 

いかがでしょうか。

今回はKGIについて考えてみました。大きな目標を立てたら、今度はそれに向かって、中継点となるべきKPIを考える必要があります。これについては、いずれ詳しく掘り下げてみたいと思います。

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