KPIを導き出すには、“木”を意識する

201605-13

前回はKGIについて考えてみましたが、今回はKGIと併せて検討するべきKPIについて、考えてみたいと思います。

 

KPIってそもそも何?

前回の記事でも簡単にお伝えしていますが、KPIとKGIには次のような違いがあります。

KGI = Key Goal Indicator 重要目標達成指標

これに対し、目標に至るまでの小目標(中継点)を表すコトバにKPIがあります。

KPI = Key Performance Indicator 重要業績評価指標

KGIを目標とすれば、KPIはその途中経過を評価していく指標です。

 

例えば、アナタはこれから、富士山の山頂を目指すと考えてください。

富士山には、いくつかの登山道(ルート)があり、それぞれの登山道には中継点(何合目、というポイント)があります。「今日中に富士山の頂上を目指す」という目標を立てたとき、どのルートを使ったとしても、5合目 → 6合目 → 7合目 と進んでいき、最後は10合目=山頂を目指す、ということになります。

この「何合目か」というポイントがKPIです。

 

KPIは、KGIに向けた“木”で考える

実際にKPIを考えるとき、役に立つのがロジックツリーという考え方です。

これは、IT業界でプログラミングを経験した人には、馴染みのあるコトバかもしれませんが、こうした経験がない場合は、少し分かりにくいかもしれません。

ロジックツリーとは、物事を細分化し、順序立てて組み立てていくのですが、それが“木”を表しているため、こう呼ばれています。

 

ロジックツリーには、大きく2つの考え方があります。

  • Whyツリー
  • Howツリー

Whyツリーは、何かしらの問題が起きたとき、「なぜそうなったのか」を細分化して考える手法です。

一方のHowツリーは、何かしらの結果を出したいときに、「どうすれば良いのか」を細分化して考える手法です。

 

例として、「事務所で共有しているインスタントコーヒーが飲めなかった」という行動で考えてみます。

【Whyツリー】

「インスタントコーヒーが飲めなかった」という現実に対し、なぜそうなったのか?を細分化して考えると、次のようになりました。

201605-13-3

 

まず1段階目の理由として、インスタントコーヒーそのものが無かった場合と、ポットにお湯が無かった場合を考えました。さらにそれが「なぜそうなった?」を考えると、細かい事情がみえてきました。

結果的に、コーヒーもポットのお湯も、最後の人は補充しましょうよ!という文句がいえるようになるわけです。

 

【Howツリー】

次にこれを、「じゃあどうすればインスタントコーヒーが(いつでも)飲めるのか」で考えてみます。

201605-13-4

Howツリーで考えてみると、KGIとKPIはそれぞれ

  • KGI:コーヒーを飲めるようにする
  • KPI:「どうすればよい?」の部分

となります。

 

いかがでしょうか。

今回は簡単な例で考えてみましたが、KGIを例えば「〇ヶ月後までに、売上を10%伸ばす」などとして考えると、それに向かって、色々な方策がみえてくると思います。それをさらに細分化し、3段階、4段階と分けていくことで、短期間の当面の目標がみえてくるのではないでしょうか。

 

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