ライティングスキルの1つ、“ネーミングセンス”を磨くには?

201705-3-1

Webライターの仕事といえば、昨今は「コンテンツSEO」に向けた記事を書くこと、というのが主流ですが、例えばコンテンツのタイトルを付けるとき、見出しのコトバを考えるとき、短いながらも「何を伝えたいのか」を明確にしたコトバ選びをすると思います。

これは、何かに対して「名前」を付けるときも同じこと。名前付け=ネーミングは、ライターのスキルの1つといえるかもしれません。

でも、何かに名前をつけることって、案外難しく、頭を抱えるだけでは良いアイデアは浮かばないものです。

今回は、名前付け=ネーミングの基本的なことや、その技法について考えていきたいと思います。

 

 

ネーミングって大事です

 

新しく起業したり、商品やサービスなどを新しく開発したときなど、必要になってくるのが名前付け=ネーミングです。

赤ちゃんが生まれたとき、両親は子どもの健やかな成長と幸せを願い、思いをこめて名前をつけますよね。

社名や商品名、サービス名も同じです。ネーミング次第で、商品や会社そのもののイメージも変わりますし、今後の売れ行きにも大きな影響を与えます。

一度決めた名前は簡単には変えられません。だからこそ、ネーミングの際は、こだわりを持って慎重に考えていくべきなのです。

しかし、ただ名前をつけようと思っても、そうは簡単に良いアイデアは思い浮かびませんし、なかなか難しいものですよね。

ネーミングの手法にはさまざまなものがありますが、まずは、会社や商品の方向性やイメージとなるものは何なのか、コンセプトをじっくりと本質を探ることから始めることが大事です。

ネーミングの基本ポイントを挙げると、

・わかりやすい

・短い

・誰もが覚えられる・読める

・印象に残る

ざっとこんな感じでしょうか。これらをふまえて、ネーミングのコツ・技法をいくつか見ていきましょう。

 

単語(キーワード)を組み合わせる

商品のキーワードとなる単語を、2つ組み合わせる技法です。

組み合わせた単語が長くなってしまっては、覚えてもらえません。そのためにも短くて語感の強い単語を選ぶというのが、重要なポイントになります。

シンプルな方法だからこそ言葉の選び方次第でイメージががらりと変わってしまうので、難しい技法でもあります。

例をあげると、「タウンワーク(タウン+ワーク)」というのは、すでに皆さんの耳に慣れたコトバではないでしょうか。

201705-3-2

 

あるいは「ゴジラ」というコトバも、もともとは「ゴリラ」と「クジラ」をあわせて作られたコトバです。

このように、今までの聞いたことのあるなじみある言葉を組み合わせることによって、うまく新しい言葉を作り出しています。

 

語呂合わせしてみる

会社や商品のコンセプトを表すキーワードで語呂合わせをする技法です。

例をあげると、「サカムケア(さかむけをケア)」「アスクル(明日来る)」などです。

リズム感があり、覚えやすく、とても分かりやすいですよね。

このように、語呂合わせの技法には、親しみやすくコンセプトが伝えやすいという利点があります。

しかし、その反面、語呂合わせ=言葉遊びの一種であるため、商品自体のイメージが軽くなってしまうなど、注意すべき点もあります。高級感や洗練された商品へのネーミングには、若干、不向きになることもありますので、要注意です。

 

文字から頭文字をとる

単語の組み合わせと並び、ネーミングの技法によくあるのが、関係するキーワードを並べて、その頭文字を組み合わせるというものです。

SUICAは(Super Urban Intelligent CArd)の頭文字を組み合わせて作られたのですが、「スイスイ行けるカード」という意味も含まれています。

頭文字の技法は多くの社名・商品名で使わていますが、今までにない新しい名前を作り出す、という点においては、有効的な技法ではないでしょうか。

コンテンツSEOの「SEO」も、元は Search Engine Optimization というコトバから、頭文字をとったものです。すでに「SEO」というコトバとして定着していますが、最初にこれを言い出した人は、スゴイと思いませんか?

 

 

ネーミングには響きが大事

よく売れる商品名、有名な会社名に共通していえることは、音の響きがいい!ということです。

ネーミングの技法には、さまざまな方法がありますが、どんなに素晴らしい思いやコンセプトを込めて作った名前であっても、音の響きが悪ければ、人々の心にグッと刺さりません。

音の響きで相手にイメージさせ、印象を持たせることが、ネーミングにおいて最も重要なポイントなのです。

 

 

いかがでしょうか。

簡単なようで奥深いネーミングの世界。「ライターには関係ない」ということでもないのです。

普段の生活の中には、たくさんの名前が溢れていますが、やはり、良い名前は頭にスッと入ってきますし、一度で印象にも残るものです。

こういったスキルを磨いておくと、ライターとしての仕事の幅が広がりますし、何よりもそれを利用するであろう人たちの心の動きを捉える訓練にもなります。

ネーミングと同じくらい重要なキャッチコピーについてはこちらの記事で触れていますので、ポイントを押さえながら、多くの人に覚えてもらえるようなネーミングを、試してみてはいかがでしょうか。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

サービス

  1. ccs
    お客様のマーケティングの課題を、MAコンサルタントとコンテンツディレクターとライターによるチーム…
  2. c-seo-cs
    キーワード選定、コンテンツ企画、KPI設定、KGI設定を行い、コンテンツSEOを実施します。また、毎…
  3. rcs
    WEBサイトのコンテンツの充実をアウトソ−シングする、リモートコンテンツディレクターサービス。お客様…

ピックアップ記事

  1. 201604-04-01

    2016-4-28

    売り手と買い手、思惑の違いを理解する

    コンテンツSEOとは、簡単にいえば“優良なコンテンツでユーザーに気に入ってもらうサイトを作る”ことで…
  2. 201603-09

    2016-4-26

    ユーザーの“仮面”を被ることが出来るか

    ユーザーが何かを検索するとき、どのような心理状態にあるのでしょうか。ここでは、検索におけるユーザーの…
  3. 201603-01

    2016-4-25

    Webマーケティングって何?を理解する

    「Webマーケティング」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。 このコトバには、2つの意味が入…
ページ上部へ戻る