ペルソナ実例集3 ~新規オープンの小児科クリニック編~

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これまで、「健康食品を扱う企業」と「賃貸物件を扱う不動産会社」でのペルソナ像を作成してきましたが、続いては、新規オープンの小児科クリニック編です。

 

小児科ってSEO対策は必要なの?

 

転勤で、新しい街にやってきて、急に子供が発熱したとしましょう。

子供の保護者は、どうやって小児科を探すと思いますか?まだ子供は幼稚園に入る前の乳児で、あなたにはママ友もいません。そんな時はきっと、気軽に使えるスマホで「小児科×住んでいる地域」などの検索をするのではないでしょうか。

その結果、検索の上位に表示されたクリニックを数軒比較して、良さそうなところを受診しようと考えるかもしれません。

 

また、「なんだかお腹が痛そうだけど、どうしたんだろう?」、「うちの子、卵アレルギーかしら?」「夜中に大泣きされてどうしていいか分からない」、そんな心配事を抱えた新米ママ達はどんな行動をとるでしょう?

今回は、そんなママさんたちの心に迫ってみましょう(自分には、ちょっと難しいですが)。

 

小児科に関する検索キーワードのトレンド

図1はGoogle trendで「子供 腹痛」「子供 アレルギー」「赤ちゃん 夜泣き」の3つのキーワードの検索数の推移を表したものです。

いずれのキーワードもスマホの普及とともに検索数がどんどん増えています。何か心配事があった時、ママさんたちも「まずはネットで調べてみる」時代なのです。

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この結果から考えると、小児科のクリニックでは、“ママさんたちの困りごと“に応えるようなコンテンツが検索の上位に表示されれば、クリニックのホームページを見てもらえる機会が増えます。クリニックのことを知ってもらえれば、新患獲得のチャンスにつながりますね。

ですから、小児科などのクリニックにおいても、SEO対策は経営にとても重要な要素といえるでしょう。せっかく新規開業するなら、しっかりWebでもアピールして、新患を獲得していきたいですよね。

 

小児科のペルソナ設定のポイント!

 

小児科に来る患者さんというのは、赤ちゃんから18歳くらいまでの幅があります。では、一番患者さんとして多いのは、何歳くらいの患者さんでしょうか?

おそらく、保護者が一番小児科を必要とするタイミングは、子供が赤ちゃんの頃から保育園・幼稚園の時期ではないでしょうか。

赤ちゃんの頃は、さまざまな予防接種と乳児健診で、小児科へ通うことになります。初めての育児で、ママさんたちは様々な情報を必要としています。特に最近は、生まれて数ヶ月の赤ちゃんでも受けられる予防接種があります。もしかすると、病気で小児科にかかるよりも先に、予防接種で小児科を訪れるケースもあるでしょう。

保育園や幼稚園に通い始めると、今度は集団生活特有の“感染症”にかかることが多くなります。突然発熱しては、「今度は何の病気かしら?」という心配が、度々起きるのだそうです。

しかし、子供が小学生くらいになると、子供自身にも体力がついてきますし、ママさんも経験豊富になってくることから、ちょっとした発熱をネットで調べたり…なんてことは、少なくなってくるようです。また、その頃には“かかりつけ医”が決まっていることが多く、引越しなどの事情がない限り、別のクリニックに変えるということもなくなるでしょう。

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図2 平成25年度 年齢階級別にみた入院外の受診率等

 

図2は厚生労働省が公表している「医療保険に関する基礎資料」の中から、平成25年度の年齢階級別1人当たり医療費の外来部分を抜粋したグラフです。

この表の0~4歳に注目してください。5~9歳、10~14歳よりも受診率がとても高くなっています。全体的にみても0~4歳の受診者が多いことが分かります。このことから考えると、小児科のペルソナ設定としては、乳幼児を持つママさんが適切と考えられます。

 

小児科クリニックを検索するペルソナ像

 

それでは実際に、新規オープンの小児科クリニックにふさわしい、ペルソナ設定を行ってみましょう。

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今回はさすがに自分だけで考えるのは難しかったので、同僚の女性と、その知人のママさんに協力して頂き、ペルソナ像を作り上げてみました。

どうでしょう?実在しそうな人物が見えてきましたか?

 

 

いかがでしょうか。

ペルソナが抱えている悩みや、知りたい情報がイメージできると、同じ小児科クリニックでも、どのような情報をどのようなコンテンツの形にして掲載するのが良いか、おおよその方向性がつかめるのではないかと思います。

それから、もしペルソナ通りの患者さんが来院したら、ぜひ“かかりつけ”として通ってもらい、その子が成長して小児科を卒業するまで、見守っていきたいですね。

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