コンテンツSEOに効く“文字数”を考える

201705-1-1

コンテンツSEOに向けたコンテンツ作成をすすめる上で、気になってくるのが「文字数」です。

一般的には、「文字数は、少ないよりも多い方がいい」といわれることもありますが、本当にそうなのでしょうか。今回は、SEO対策における「効果的な文字数」を考えてみます。

 

 

Googleは文字数を見ていない!?

 

もしも、検索結果に文字数が関係するとしたら、適正な量が知りたいところですよね。少なすぎてもすぐに読み終わってしまいますし、多すぎても途中で飽きてしまうでしょう。

では文字数が多ければ、上位表示されるのでしょうか?結論からいえば、答えはNO。Googleの検索順位には、文字数があまり関係していないようなのです。

 

SEOと文字数の関係に対するGoogleの見解を見てみましょう。

Googleのスポークスマンであるジョン・ミューラー氏は、プロダクトフォーラムの中で、このように明言しています。

「必要最低限の文字数や、記事数、ページ数というものはない。」

「数量より質のほうが重要だ」

どうやら、Googleの検索エンジンは、文字数で判断するようにはできていないようです。

 

 

コンテンツSEOに必要な文字数を検証する

 

「Googleは文字数を見ていない」とはいっても、文字数がSEO対策に影響しない、とは言い切れないでしょう。ユーザーに支持される質の高いコンテンツは、情報が豊富であり、必然的に文字数も増えるため、結果として上位表示されるページはそれなりに文字数が多くなる、ということが考えられるからです。

それとは逆に、ユーザーは「的確な答え」を「すぐに」 望んでいるわけですから、文章が短くてもSEO的には十分に効果がある、という考えもあるでしょう。

しかしながら、短いページばかりが並んでいると、すぐに読み終わってしまうので、ユーザーがサイトに滞在する時間は短くなりますね。つまり、「良いコンテンツである」と判断されなくなる可能性もありそうです。やはり文字数はある程度多めにし、必要な情報を的確に示したほうが、それなりに順位評価も高くなるのかもしれません。

と、SEOに効果的な文字数に関して、いろいろな考え方をあげてみましたが、正しい答えは無い、というのが現状です。そこで、実際にキーワード検索をして、上位表示されるサイトを検証してみることにしました。今回は、僕が最近気になっている「紅茶 歴史」で検索してみた結果を表してみます(2017年4月20日現在)。

表示順位

URL 文字数 見出しの数

イメージ図の数

1 http://www.tea-a.gr.jp/knowledge/tea_history/ 1417 3 1
2 https://www.sirthomaslipton.jp/tea-history/ 1176 7 4
3 https://world-tea-dictionary.com/knowledge/history.html 2455 6 0
4 http://www.ooigawachaen.co.jp/blog/2015/10/22/232 3140 9 1
5 http://www.hoboshop.co.jp/tea%20histry.htm 3037 5 6
6 http://www.seasontea.jp/ocha_ni_tsuite/kocha_no_rekishi.html 554 1 0
7 http://ocha.tv/history/western_tea_history/ 2330 1 2
8 http://www.verygoodtea.com/teapage/tea/history.html 1195 1 1
9 http://www.marikotea.com/domestictea.html 1600 4 4
10 http://www.koucha-tea.com/kiso/tea-rekishi.html 1147 3 1

 

以上の結果になりましたが、やはり、正しい答えは分かりません……。

検索結果1位のコンテンツは、1500文字未満ですので、決して多くはありません。しかし、複数の見出しを用いて、すっきりとまとまっている印象を受けました。

また、文字数が多くなると、それだけ見出しで分かれていく傾向もあるようです。見出しで分けなくても、イメージ図などで強弱をつけるという方法もあります。

この結果から、文字数が多いからといって、必ずしもSEO的な効果がある わけではない、ということが分かるのではないでしょうか。

しかし、1000文字以下のページは1件あったものの、10位までの平均文字数は約1800文字です。

やはり上位表示されるには、ある程度の文字数は必要で、僕の感覚では、おおよそ1500~2000文字くらいが良いのかな、というところです。

何より、ユーザーに最後まで読んでもらうことが大事ですから、読むのに飽きない長さである、という点でも、適度な文字数だと考えられるでしょう。

 

 

文字数ではなく、内容にコダワルべし?

 

さて、これからアナタは実際に記事を書くことになったとします。

上位表示を目指して、豊富な情報をおりこんだコンテンツをつくりますか?

残念ながら、それだけではコンテンツSEO対策としては不十分です。

というのも、たとえ完成したものが良い記事だったとしても、書き方に工夫が足らず、ユーザーの心に響くものでなければ意味がないからです。

先に説明したように、Googleも文字数は見ていないようですし、文字数はあくまで土台としながら、ユーザーが欲しいと思っている情報を含んだ質の高いコンテンツを作って行く必要があります。ただし、あまりに長すぎる、強弱がない、文字ばかりが並んでいるコンテンツも、ユーザーにとって「面白い」と思わせることは難しいかもしれません。

そのためには、まず、「良い記事」とは何か、「何が書かれていれば人はその記事を読むのか」 この点をしっかりと考えることが、コンテンツSEOをすすめる上で大事になってくるでしょう。ユーザーが疲れてしまい、途中で読むのをやめてしまうようなコンテンツも、良い記事とはいえなくなることも、頭の片隅においてください。

 

 

いかがでしょうか。

言葉はきちんとした使い方をすれば、大きな力を発揮します。しかし、取り上げる情報やテーマによっては、文章だけでなく写真やイラストを使うことが、有効な場合もあります。文中に使用するイメージ図は、文字を補てんするものであり、「読む」よりも「見る」ほうが、読み手に対して分かりやすさと、強烈な印象を与える可能性を秘めていることも忘れずに。

 

 

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