やってはいけない“検索エンジンスパム”

201602-20

コンテンツSEOを考えたとき、もっとも重要なポイントは「検索結果で上位に表示されること」と考えがちです。もちろん間違いではないのですが、「検索結果上位」にこだわるあまり、やってはいけない手法をとってしまうことがあります。それが“検索エンジンスパム”です。

 

“検索エンジンスパム”の基礎知識

検索エンジンは、さまざまな要素をもとに、検索結果を順位付けしています。検索エンジンスパムとは、そのアルゴリズムの裏をかくような方法で、自社サイトを上位に表示させようとするものです。

確かに、検索結果で上位に表示されれば、それだけ自社サイトへのアクセスは増えますので、喜ばしいことです。しかし検索エンジンスパムに関しては、ユーザーの真のニーズに沿う結果を返せなくなるため、検索エンジン側が厳しく取り締まりをしています。最近では、一度「検索エンジンスパム」と判断したコンテンツに関しては、ペナルティを課して、それ以降は上位に表示させないように操作しています。さらに悪質度が高いと判断されると、検索結果から除外されることもあります。

 

“検索エンジンスパム”の手法あれこれ

代表的な検索エンジンスパムの手法としては。次のようなものがあります。

 

【クローキング】

クローキングとは「ユーザーと検索エンジンに、それぞれ違うページを見せる」手法です。代表的な例では、次のような手法があります。

  • ユーザー:見栄えの良い動画や写真などを多く含んだページを表示させる
  • 検索エンジン:有効性の高いキーワードを多く含んだ、SEO対策に特化したかのようなHTMLテキストを表示させる

かつては「有効性が高い」として多くのサイトがとっている手法でした。しかし現在では、厳しいペナルティを受ける原因となります。

 

【隠しリンク・隠しテキスト】

こちらは、クローキングと少し似ています。ユーザーと検索エンジンとで、視覚的に違うページを表示させる手法です。

  • ユーザー:背景色と同じ色でリンクを埋める、人の目では判断できない小さな文字でリンクを埋める
  • 検索エンジン:機械的にコンテンツを分析すれば、すべてのリンクやテキストが読み取れてしまう

この手法で埋め込まれたリンクは、実際にユーザーによって使われることは少なく、この手法そのものが、最近では使われていません。

 

【有料リンク】

外部サイトからの被リンクの重要性についてはすでに説明しましたが、「被リンクをお金で買う」と考えてよいでしょう。Googleの検索エンジンは、あくまで「自然に張られたリンク」を評価しており、「お金で買ったリンク」は、評価しないだけではなく、ペナルティの対象と捉えます。現在でも有料リンクを提供するSEO会社はありますが、成功率は低下しつつあります。

 

【リンクファーム】

自社サイトの検索順位向上を狙い、大量の相互リンクが張られた「リンクネットワーク」からのリンクを受ける手法です。これもGoogle検索エンジンが好む「自然に張られたリンク」とは異なるため、効果はありません。

 

【誘導ページ】

「ドアウェイページ」ともいいます。自社サイトへの誘導のみを目的としたページを、一部のキーワードを入れ替えるだけで量産する手法です。より多くのキーワードでヒットする可能性があるため、かつてよく用いられた手法であり、実際に一定の効果を上げた時期もありました。しかし現在では、かつてのような成果が望めなくなりました。

例えば、東京都内で複数のクリニックを経営しているサイトが、「内科 クリニック 新宿」「内科 クリニック 銀座」「内科 クリニック 赤坂」「内科 クリニック 豊洲」「内科 クリニック 丸の内」「内科 クリニック 池袋」など、1つのキーワードを入れ替えただけのコンテンツを量産したが、内容はほぼ同じだった場合、Googleは「誘導ページ」と認識し、ガイドライン違反だと見なします。

 

【キーワードの詰め込み】

SEO対策として有効と考えられるキーワードを、大量に詰め込んだコンテンツを作ることです。自社サイトでのCV(商品の購買など)につなげるためには、ある程度のロングテールキーワードが必要にはなりますが、やりすぎは逆効果です。

かつてはこういったコンテンツが検索結果上位となった時期もありましたが、不自然にキーワードを埋め込みすぎてしまうと、コンテンツの焦点がずれてしまい、やはり「良質なコンテンツ」とは見なされなくなってしまいます。

 

 

いかがですか?

コンテンツSEOは、「どれだけユーザーのニーズに答えたコンテンツを提供できるか」が主目的です。Googleにタブーとされる手法をとると、検索結果から除外されてしまうこともあるのです。良質なコンテンツは、不正の上には、成り立たないのです。

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