201704-03-1

毎日、Webでは、たくさんのコンテンツが生み出されています。しかし、悲しいことに、その大半はユーザーの目に触れることなく、消えていきます。

では、どのようなコンテンツが多くの人に長く読み続けられるのか。今回は、コンテンツSEOにおける成功の秘訣について考えてみましょう。

 

利用する側が求める“おもてなし”

やはり、コンテンツSEOにおける成功といえば、より多くのユーザーの目にとまることです。ユーザーをたくさん集めるには、読み手がほしい情報を、的確に、素早く提供することが必要ですから、Webを舞台にしたおもてなしの徹底化が必要です。そこに、ウソ偽りがあってはなりません。

では、“おもてなし”とは何なのか。ごく一例ではありますが、あり得ないおもてなしを受けた僕の隣の席のK君の話を例に考えてみましょう。

K君は先週末、大学時代のサークルの仲間10人で旅行に行き、民宿に泊まったそうです。宿そのものは、昔ながらの古い建物だったのですが、以前利用したK君の友人が“宿はボロいけど、温泉が最高”と勧めてくれたので、その民宿を予約したそうです。

ところが、K君たち一行が訪れると、なぜか「温泉は入れません」という張り紙が。理由を聞くと、「温泉をくみ上げるポンプが故障してしまったため、ここ数か月は沸かし湯になっています」とのことでした。

さらに、宿はボロいどころではなく、風が吹けば窓はガタガタ揺れるし、心なしか隙間風も入って来ます。食事は……思い出したくもない……だったそうです。しかも「持ち込み禁止」のため、かろうじて冷えていたビールと日本酒をガンガン飲んで、結局みんな二日酔いの頭でその宿を後にしました。

K君は、せっかく気の置けない仲間で盛り上がろうと考えていたのに、目玉である“温泉”には入れず、先輩からはリサーチ不足を指摘され、二日酔いの頭で楽しい観光など出来るはずもなく、嫌な思いをすることになってしまいました。

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ホームページには、今でも“宿は古いけど、質の良い温泉が自慢の民宿”と掲載されています。そうですね、確かに温泉は良質だったのかもしれません。でも、その“自慢”がダメになっているなら、何かしらの対応策は無かったのでしょうか。それ以外の突っ込みどころも満載の旅行になってしまいました。

これでは、おもてなしを受けたことにはなりませんよね。

 

利用者=検索ユーザーの「意図」を探る

今回、K君が企画した旅行の目玉は“温泉”でした。でも、Webに掲載されていたのは過去の事実で、ここ数か月は普通の内風呂だったとのこと。これは嘘の情報になりますから、直ちに訂正しなければいけませんね。

また、本当に温泉が自慢の宿だとしたら、どんな情報を提供することがユーザーにとって有益になるのでしょうか?

  • 温泉の効能
  • 露天風呂はあるのか
  • 温泉に入れる時間(夜遅く、朝早くの入浴が可能か)
  • 男湯と女湯で入れ替わりがあるのか

これに実際の画像を見ることができたら、もっとイメージしやすいですよね。露天風呂で景色が自慢なら、四季の移り変わりの写真などもあればいいかもしれません。

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ほかに、気になる点としては、

  • 料金(大事!)
  • 料理(これも大事!)
  • 客室の人数制限の有無
  • アメニティや浴衣の充実度
  • アクセスの方法

これらが項目ごとに分けられていることが、基本的な情報提供となるでしょう。つまり、ユーザーにとって有益なことは、

  • ユーザーの知りたいコンテンツを揃えておくこと
  • 間違いや変更があったら直ちに訂正しておくこと

だと思います。これが、Webサイトにおける「おもてなしの心」だと、僕は考えています。

おもてなしとは、先ほどの民宿を例にとると、お客さんが違和感やストレスを感じることなく、安心してゆっくりくつろげるような気遣いが出来ている、ということだと思うのです。

 

「分かりやすい」コンテンツとはなにか?

では、Webの世界に戻りましょう。

Webサイト上では、ユーザーにとって知りたいコンテンツ(情報)を揃えておくことが重要ということは、お分かりいただけたと思います。

しかし、ただ揃えておくだけではおもてなしの境地には立てません。ここで、重要となるのが、コンテンツの質です。コンテンツの質には「正しい情報」「読みやすさ」など、様々なポイントがありますが、ここでは「読みやすさ」について考えてみます。(正しい情報については、こちらを参照してみてください)

トップページを見れば、知りたいことのコンテンツが揃っていて、ワンクリックですぐにユーザーのニーズに答えられるWebサイトが理想ですね。また、同じことが書かれているWebサイトでも、

  • 小さな文字だけの羅列で、途中で読む気がしなくなる
  • コンテンツの分類がされておらず、どこに何が書かれているかが分かりにくい
  • タイトルと内容がかみ合っていない
  • 似た様な内容が多すぎて、どれが自分の知りたい情報なのかが分かりにくい
  • 日本語が難解すぎて、内容が理解し難い
  • 逆にあまりに簡潔すぎて、複数のコンテンツを併せて読まないと分からない

こういったサイトは、「より多くのユーザーに読まれる」ことは、望めないのではないでしょうか。

 

いかがですか。

コンテンツSEOで成功するためには、さまざまなことに気を配る必要があるようです。でもそのためにはまず、自分たちの「良さ」を認識し、どうやってアピールしていくのか、どのような表現をすれば読みやすいものが出来るのか、これも考えていく必要がありますね。

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