テンプレート単位で競合と比較する?

201602-18

自社サイトを構築するとき、1ページずつ作りこむという方法もありますが、ある程度の規模以上になると、1ページずつ作り上げて、適宜修正を加えるという作業は、時間と手間がかかるばかりで、作業効率は上がりません。そこで、一般的に用いられる方法が「テンプレートを使う」という方法です。

 

テンプレートを理解する

テンプレートとは、分かりやすくいえば「Webサイトの見た(デザイン)目とコンテンツの内容を分離して考え、Webページを量産するときに必要となるもの」です。全体的なデザインや、文字の配置、ユーザーからのレスポンスを促すためボタンやリンクなどをあらかじめ作り上げておき、そこにコンテンツのメインとなる文字列を、後から追加して1つのコンテンツとして表示します。こうすることで、文字列の部分や、挿入する画像などのボリュームが変わっても、表示全体が崩れることなく、思い通りの表現をしやすくなります。

テンプレートの中には、ネットショップ向け、ビジネス向け、画像やイラストなどを配置しやすいものなど、いろいろな種類があります。

 

自社サイトのテンプレートを見直す

では、自社サイトのテンプレートを見てみましょう。

サイトの性質にもよりますが、テンプレートは大きく分けて、4つくらいで考えます。

  • トップページ
  • 一覧ページ
  • 詳細ページ
  • 読み物のページ

例えば「内科をメインとするクリニック」のサイトの場合、次のような構成になるでしょう。

  • トップページ:このサイトにはどのような情報があるかの全体像を示す
  • 一覧ページ:「新着」「ニュース」「病気のコラム」など、複数あるコンテンツの一覧を示す
  • 詳細ページ:「診療時間」「受診の方法」など、そのクリニックの詳細を示す
  • 読み物のページ:ユーザーのニーズに沿った、そのクリニックの医師などによる情報発信

また、それぞれのテンプレートには、特徴を持たせることも必要です。

  • トップページ:サイト全体へリンクできる「内部リンク」が配置されているか
  • 一覧ページ:詳細ページと同じ内容になっていないか、詳細ページや関連ページへの「内部リンク」があるか
  • 詳細ページ:CVにつながる導線を考慮しているか、画像とテキストのバランスが適切か、分かりやすくユーザーのニーズに沿った「リッチなテキスト」があるか
  • 読み物のページ:内容そのものが「リッチなテキスト」になっているか、ユーザーを誘導したいコンテンツへの「内部リンク」が適正か

例えば「内部リンク」については、すべてをアンカーテキストにする必要はなく、「ここは絶対見てほしい」というコンテンツへのバナーを、テンプレート上に配置することでもクリアできます。

また、「リッチなテキスト」とは、動画やflashアニメーション、音声など様々な動的コンテンツを適切に配置したコンテンツです。文字だけのコンテンツと比較し、ユーザーに対して直観的かつ感覚的に訴求することができますので、「これは為になる」と思わせることができます。

 

自社サイトと競合サイトはテンプレート単位で比較する

次は、他社サイトとの比較について考えてみます。

コンテンツそのもの=内容が重要であることは当然ですが、競合との比較をするときは、まずテンプレート単位で考えます。こうすることで

  • 自社の強みと競合の強み
  • コンバージョンにつなげやすいコンテンツの要素
  • 自社サイトの改善点のピックアップ  

などが、容易になります。数千ページにも及ぶコンテンツがある場合、1ページずつ比較するのは、ナンセンスですよね。また、コンテンツはその時々で、追加・修正が行われます。「少しでも動きがあったときにすぐ比較する」ということは、莫大な時間と労力が必要です。

その時間と労力は、自社のコンテンツの質を向上することにあてましょう

一方、テンプレートごとに比較することで、ある程度まとまったページに対する完成度やクリック数を比較でき、自社の強み・弱み、競合の強み・弱みを、見つけやすくなります。

 

 

いかがですか?

コンテンツSEOにとっては、「コンテンツの文字列がいかに良質な情報を提供しているか」という点も大事ですが、同時に「テンプレート」を上手に使うことも、自社サイトのCVを上げる手法になります。

 

次は、「自社サイトへの被リンク」について考えてみます。

 

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