インバウンドマーケティングの考え方を知った気になろう

201603-03

「インバウンドマーケティング」に対比するコトバとして、「アウトバウンドマーケティング」があります。その違いについてはこちらでご説明しましたが、今回はさらに「インバウンドマーケティング」を掘り下げてみたいと思います。

 

インバウンドマーケティングという考え方はなぜ生まれたか

インバウンドマーケティングの代表的な手法などについてはすでにご説明しましたが、これらの手法だけがインバウンドマーケティングの全てではありません。

そもそも、「インバウンドマーケティング」というコトバを作り出したのは、アメリカのHubSpot社のCEOであるブライアン・ハリガン氏です。ブライアン氏が「従来のマーケティングのテクニックが無用であること」に気づいたころ、彼の友人であるダーメッシュ氏が、これまでのマーケティングの手法とは違うやり方で、Web上から「見つけられる」仕組みを確立したのがきっかけだったそうです。

そこで、ブライアン氏と友人であるダーメッシュ氏は、従来のマーケティング手法を「アウトバウンドマーケティング」と呼び、ダーメッシュ氏が確立した方法を「インバウンドマーケティング」と呼ぶようになりました

 

インバウンドマーケティングは1つの手法を表すわけではない

アメリカ HubSpot社のサイトを見ると、「THE INBOUND METHODOLOGY」として、そのSTEP論が展開されています。原文サイトは英語なので、分かりやすく日本語にしてみると、以下のようになります。

03-03-1

図1 インバウンドマーケティングの考え方とSTEP論

 

ブライアン氏は、インバウンドマーケティングとは1つの手法のみを指すのではなく、「一般消費者を特定の商品やサービスに対する顧客に育て上げていくための、全てのステップやツール、ライフサイクルの総称」であるとしています。

つまり、図1のようなSTEPを踏んでいくことが重要であり、それぞれの段階で必要となってくる具体的な手法が、変わっていくことに注目してください。

 

「見つけてもらう」ことを考える

では、不特定多数のユーザーに「見つけてもらう」とは、どのようなことでしょうか。

例えば図1のSTEP1には、「ブログ、キーワード、ソーシャルメディア」という手法があります。キーワードは、「検索されるであろうキーワード」のことで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに「見つけてもらう」ことです

ブログ、ソーシャルメディアが検索結果に表示されることもありますが、この2つはどちらかといえば「Webサイトへのリンクを貼ってもらう」と考えると分かりやすいかもしれません。場合によっては、他人の力を借りることもあります。

また、Webサイトの訪問者(ユーザー)が楽しめるような内容であれば、Webサイトへの興味がわき、いずれ顧客になってくれるかもしれません。そのためにも必要となるのが、優良なコンテンツであることから、ここ数年「コンテンツSEO」という取り組みが広まっているのです。

 

いかがですか?

Webマーケティングという観点からみても、コンテンツの力は偉大であり、様々なシーンで重要なポジションを占めています。

次回は、「コンテンツマーケティング」という考え方を知った気になろうと思います。

 

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