内部の“発リンク”って何?

201602-17

ある程度、自社サイトのコンテンツを見直し、改善点がピックアップできたところで、今度は「どうやって改善していくか」が問題になってきます。コンテンツSEOの目的は「良質なコンテンツをより多く提供」すること、そこから購買などのコンバージョンを導き出すことです。今回は、コンテンツの修正に関する1つのポイントを考えてみます。

 

サイト上には“外部リンク”と“内部リンク”がある

「リンク」というコトバには、外部リンクと内部リンクがあります。

外部リンクとは「自社サイト以外のサイトとのリンク」であり、このリンクをクリックすることで、ユーザーは他社などのサイトへ移動していきます。

内部リンクとは「自社サイト内の別のページ(コンテンツ)とのリンク」であり、自社サイト内をより多く閲覧してもらう機会を、ユーザーに与えるものです。

外部リンクは、多すぎても検索エンジンに嫌われますが、数を抑えて(Googleの場合100くらいまでは問題ない、という説があります)、より良質なコンテンツを紹介する形であれば、むしろ検索エンジンは「良い」と判断してくれます。

一方の内部リンクは、自社サイト内なので、ある意味「リンク貼り放題」ではあります。仮に1,000コンテンツを持つサイトで考えれば、トップページなどはすべてのコンテンツかリンクされます。しかし、これにもやはり上限はあり、1つのコンテンツの中で内部リンクを貼りすぎると、そのコンテンツ自体に書かれる内容は貧相なものになりますし、「あちこちのコンテンツを見なくては分からない」というのは、ユーザーからすれば「面倒くさい」「見るのをやめよう」となり、ユーザービリティが下がる原因にもなります。

 

内部リンクは適切な“アンカーリンク”を意識する

例えば内部リンクを貼ろうとするとき、「詳しくはこちら」などという書き方をしているコンテンツを、数多くみかけます。しかし、これはユーザーにとって「何が書かれているのか?」が分かりにくいですよね。検索エンジンも「良い」評価はしません。

例えば、Googleの「検索エンジンスターターガイド」でも、アンカーテキストを評価していることが分かります。ユーザーにとって「何が書かれているか分かりにくいアンカーテキスト」は、Googleの検索エンジンにも同様の評価をされます。つまり、「良質なコンテンツ」としてのポイントが、低くなるのです。

 

内部リンクとコンテンツのバランスを考える

内部リンクは、Googleの検索エンジンに評価されるポイントになりますので、ある程度はコンテンツ内に埋め込むことを考慮しても良いでしょう。例えば、「用語集」などのコンテンツを別に作成し、コンテンツ内で難しいコトバがでてきたら用語集へのリンクを貼る、というのが一般的な使い方です。

また、ネットショップなどの場合は、1つの商品のページ(コンテンツ)から

  • その商品と関連するページへリンクさせる
  • その商品をグループ化したページへリンクさせる

こういったリンクであれば、ユーザーの購買のチャンスを広げることにつながりますので、むしろ歓迎されるものになります。当サイトの“キーワード”に対応するコンテンツの例でいえば、1つの商品のページから、「ダウン 人気トップ」などのアンカーテキストでリンクを貼れば、売れ筋商品の紹介につながり、他の色での購買につながる可能性もあります。

 

ここで気をつけたいのが「キーワードとコンテンツのバランス」です。

ネットショップのようなサイトの場合、複数の商品を紹介することが、購買につながる可能性を広げると考えれば、この方法は有効です。

しかし、「情報発信」としてのコンテンツであれば、1つのコンテンツの中である程度完結している方が、ユーザーにとっては「良いコンテンツ」と評価されることもあります。例えば、「東京都内のインフルエンザの流行状況を知りたい」というユーザーの場合、「インフルエンザ 流行 東京都」などで検索するでしょう。その結果たどり着いたコンテンツの中で、「東京都の流行状況はこちら」「患者数はこちら」「流行時期の解説はこちら」「インフルエンザについてはこちら」などと、そのコンテンツ自体には知りたい情報が少なく、内部リンクばかりになっていると、ユーザービリティが低下します。分かりやすくいえば「読むに値しないページ」と認識されてしまうのです。

これは、Googleの検索エンジンでも同じこと。「良質なコンテンツ」とは、判断されなくなってしまいます。

 

 

いかがですか?

「良質なコンテンツ」とは、ユーザーのニーズをある程度満たし、より詳細な情報、より購買につながる情報に対して、適切なリンクが貼られていること、という条件もあるのです。しかしこのポイントを押さえておけば、コンテンツが持つ力は大きなものになります。

 

次は、サイト構築に必須ともいえる「テンプレート」について考えてみます。

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