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Web検索で面白い記事を見つけたとき、次々と関連の記事もクリックして読み進めることはありませんか?逆に、興味があってWebで検索した結果なのに、読み続けることが「しんどい」と感じ、別のページをクリックしてしまうこともよくあると思います。

これら2つの記事には、どのような違いがあるのか、書き手(ライター)と読み手(ユーザー)の視点に立って考えてみましょう。

 

記事を書くときのライター=“書き手”の心理

コンテンツSEOを意識してWebコンテンツを書く“書き手”は、最終的には商品やサービスの「よい点」をピックアップし、“読み手”に興味を持ってもらいたいという目的があります。そして、さらに詳しい情報や、商品・サービスの活用方法を伝えようとします。

“書き手”にはこの時、よりよい情報を提供して、“読み手”から信頼を得たい、さらにその信頼を、商品やサービスの購入に結び付けたいという「願望」があります。策略とも言いますけどね。

このような伝え方をする“書き手”とは、Webという画面を使った営業マンの役割に近いかもしれません。しかし、商品やサービスの良さを並び立てるだけでは、“読み手”は押し付けられたような気持ちになってしまいます。実際の店舗でも、押しの強い店員に接客されて、嫌な気持ちになることってありますよね

つまり、“読み手”にとって心地の良い距離感でさり気なく興味の引く情報を提供しつつ、商品やサービスの購入意欲を引き出す文章をピンポイントで書くというのが、より良い記事を作り出す“書き手”の心理ともいえます。

 

その記事の“読み手”の心理

一方、“読み手”の心理としては、もともとその情報に何らかの興味を抱いており、より詳しくその商品やサービスを知りたいという、隠れた心理があります。たとえば、“読み手”が「育毛成分の入ったシャンプー」について知りたいと仮定します。商品購入を検討する時に、重要な判断材料になる事柄としては、

  • 商品の詳細
  • 価格
  • 新商品の場合は販売日
  • 商品到着までの日数   などがあるでしょう。

商品のカテゴリーなどで検索してみると、「商品の詳細」などは細かく書かれていてよく分かったけれど、どこを探しても「価格」について記載されていなかったとしたら、“読み手”はどう感じるでしょうか?

はい、そうです。イライラしますよね。

それでも数分頑張って検索してみたけれど、その情報が見つからなかった「もう、こんな商品買わない」と購入意欲を削がれることになるのではないでしょうか。

また、記事の長さにも気をつけなくてはいけません。あまりに簡潔で短すぎても、物足りなさを感じさせてしまうでしょうし、ダラダラ長すぎる文章では飽きさせてしまう可能性があります。つまり、“読み手”の心理を客観的に考えて、的確な情報を的確な量で伝えることが、“書き手”と“読み手”のいい関係づくりの第一歩になる、と考えれば良いのではないでしょうか。

 

 

2つの心理が重なると、その記事は“優良なコンテンツ”になる

では、“書き手”の伝えたいことが伝えられて、“読み手”にも「もっと読みたい」思わせるようなコンテンツを作るには、どのような工夫が必要でしょうか?

  • “読み手”が知りたいことを的確に見つけることができるコンテンツリストを作成すること
  • Webで公開すべき情報を落とすことなく揃えておくこと  この2つです。

コンテンツリストを作成する際には、さまざまな手法があります。その中の1つとして、「こんなお客様にこんな風に商品を使ってほしい」と仮の人物設定を作るのが、ペルソナ設定です。一例を挙げてみましょう。

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ペルソナは、年齢や性別、住んでいる地域、仕事など、さまざまな事柄を細かく具体的に設定する方が、“読み手”という人物像を想定しやすくなります。結果的に、“読み手”が欲しいと思う情報を、ピンポイントでサイトコンテンツに反映でき、よりよいコンテンツSEO向けの記事を作成することができます

“書き手”は、このペルソナの気持ちを客観的に推測して、文章を考えます。“読み手“の気持ちを汲みつつ、“書き手”の伝えたいことを盛り込んでいけば、情報の押しつけになることはありませんし、さまざまな視点に立った情報を発信することができます。商品に対して的確なペルソナ設定が出来ていれば、多くの“読み手”を集められますし、購入に至る確率が高めることに繋がります。

逆に、商品に沿ったペルソナ設定ができなければ、集客には繋がらず、購入にも至らないことになるのです。

このペルソナ設定がうまく機能しているかを知る方法の1つに「アクセス解析」があります。コンテンツマーケティングでは、「アクセス解析」と併せて考えることで、ペルソナ設定とコンテンツがマッチしているかどうかを確認しています。

ペルソナ設定とアクセス解析にズレが生じている場合は、ペルソナとコンテンツが結びついていないと考えられるので、コンテンツの修正が必要になります。逆に、アクセス解析がペルソナと結びつき、売り上げも好調に伸びているのなら、“書き手”が想定したペルソナと、実際の“読み手”が一致しているということになります。

 

いかがでしょうか。

このように、“書き手”が想定するペルソナと、実際の“読み手”が一致すると、そのコンテンツは集客につながり、商品購入者の増加も期待できます。優良なコンテンツの積み重ねが、優良なサイトを作っていくことに繋がっていくのではないでしょうか。

 

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