似て非なるもの KGIとKPIを知る

似て非なるもの KGIとKPIを知る

Webに限ったことではありませんが、マーケティングを進める上で必要な考え方に、KGIとKPIというコトバがあります。

アルファベット3文字ですし、1文字しか違わないのですが、そのコトバの持つ意味は大きく違います。ここでは、その違いと関連性をみてみましょう。

 

KGIとKPIの意味の違い

それぞれを日本語にすると、KGI=重要目標達成指標、KPI=重要業績評価指標  です。

ややこしいですね。どうしてこんな日本語訳が付いたのか。

もしかすると、英語表記のままの方が、分かりやすいかもしれません。

  • KGI : Key Goal Indicator(キーゴールインジゲーター)
  • KPI : Key Performance Indicator(キーパフォーマンスインジゲーター)

つまり、KGIは最終的な目標値=ゴールを指し、KPIはその過程での小目標を表す、と考えれば良いでしょう。

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ビジネスの場合は当然ですが、人は何かしらの目標を持ったとき、そこに至るまでのプロセスを考えます。

それぞれのプロセスを1つずつ、あるいは平行してクリアしていけば、目標にたどり着けるというわけです。

 

KGIを達成するために、KPIを考える

これをWebマーケティングの世界で考えてみます。

ある企業では、Webサイトを通じて売り上げを上げたいと考えます。さらにその大きな目標に向かって、小さな行動目標を立てます。例えば、次のような場合はどうでしょうか。

  • KGI : 1年後に、現在の売上(1,000万)を倍にしたい

これに対し、いくつかのKPIを考えていきます。

  • 商品をあと10点追加する
  • 商品単価の高いものをより多く売れるようにする
  • 月間のCV率を毎月10%上げる
  • リピーターの数を現在の20名から50名を目指す  etc…

実際に取り扱う商品の内容や価格帯、リピーター数などによって、KPIは変わってきますが、こういった「○○を△△する」という具体的な目標値が、KPIになると考えます。

 

ゴールに向けた過程は、現実的な目標の積み重ね

より分かりやすい例で考えてみましょう。

 

例えば、結婚したい20代後半の女性がいたとします。KGIを“30歳までに結婚する”とした場合、KPIはどのようなものがあるでしょうか。

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結婚の条件は人それぞれですし、必ずしもこの通りではないかもしれませんが、大事なのは「○○するためにはどうすれば良いか」を細分化して考える、ということです。

この時、不要と思われるものもピックアップはしておきます。その上で、より必要と思われるものを、さらに掘り下げていけば良いわけです。

例えば、上の図でいえば“バイトをする”というKPIは、仕事をして婚活もして…となれば、あまり現実的ではないかもしれません。副業禁止という会社もありますしね。そこを「飲食店のバイトをするか」「休日だけ在宅の仕事をするか」などと考えても、キリがありません。従って、このKPIは、これ以上掘り下げる必要はありません。

それよりも、節約するにはどうすれば良いかそもそも結婚費用はどれくらいかかるのか節約の目標は1か月あたりどれくらいになるのか、こういったことを深く掘り下げる方が、現実的ですよね。

“相手を探す”という目標についても、他力本願だけでは良い縁には恵まれません。自分磨きも必要ですし、そもそもどんな相手が理想なのかも、考えておく必要がありそうです。

 

いかがでしょうか。

単に理想=最終目標 だけを掲げても、実際にどのような行動をすれば良いかが見えないと、人は思うように動いてくれませんし、目標は夢にしかなりません。目標と行動目標、これをしっかりと分けて考えてみてください。

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